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【ホテレス連載92】顧客とのコミュニケーション

writer / hashimoto

その上で顧客とふれあってみます。考え方としては、大きなインセンティブツアーの責任者にあいさつをしながらその業界の話をしたり、地元の有力者にヘビーユースを促すためにコミュニケーションをとるときと同じです。それが、申込前の顧客であれば、ホテルで披露宴を上げてもらって数字となるのはもちろん、その後も使ってもらうのがゴールです。ですから、普段ホテルとしてVIPにランクする皆さんと同様に扱ってしかりです。意外とウエディング客だけは、このような扱いをされにくく、数字だけの一過性の客として担当部署に任されっぱなしになりがちです。でも、本来は将来的にものすごいポテンシャルを持った顧客です。80人ものゲストを引き連れて来るわけですから、全員をファンにしない手はないと思います。