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ところがアクイジョンばかり走る考え方だと、ハウスウエディングとの短期のコンペティションに対しては有効ですが、中長期のホテルウエディングの強み作りという観点においては、ブランドが疲弊していきます。本来ホテルに新規来館する顧客は、ハウスの顧客同様に、自分たちの大事な結婚式を挙げるのにふさわしく、かつバジェットとあっているか、コストパフォーマンスはいいのかという点を見に来ると同時に、少なからず継続的な満足感も期待しています。したがって、平日のブッフェランチへのリテンション施策並みの顧客満足と、ロイヤリティを生むためのさまざまな工夫をしなければいけません。これこそが、ホテルウエディングだけができるオウンコンテンツと言えるでしょう。